最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

オーム真理教での 放射能対策 専門的です。

byはなゆーさん
<一部転載>
C.核汚染防御を実施する

 核防御は直接の核攻撃を受けた場合を除いては、放射件物質に対する防御が中心となります。そして放射性物質に対する防御は「強度汚染地域からの避難」・「除染」・「生活空間のシェルター化」・「予防治療」・「避難後・シェルター後の生活」の四つに分かれます。


1.強度核汚染地域からの避難

 核汚染源からどのくらい範囲まで避難する必要があるかは、核汚染源の規模によって異なります。チェルノブイリ規模の核汚染源では、半径40キロメートル以内と、風下100キロメートルに広がる扇状の地域は強度の汚染地域です。汚染規模を汚染発覚初期から正確に把握する事は不可能です。したがって核汚染源が確認された段階で、半径40キロメートル・風100キロメートルの範囲は、避難の準備を開始します。そして、避難行動と平行して、汚染規模の情報を収集します。
 「強度核汚染地域からの避難」を決定した時点で、速やかな避難を開始します。風下の地域の判断は、風下のデータがない場合は汚染源から東側約30度の扇状とします。これは夏は若干弱まりますが、日本の上空は偏西風(西から東に吹く風)が常に吹いているからです。
 しかし、これはあくまでも原則です。この上空の偏西風とは別に、時と場所によって風向きの異なった地上風が吹いている事が多くあります。例えば福島第一・第二原発などは、真には「やませ」と呼ばれる北東の風の多く吹く地域にあります。また海と陸との温度差によって生じる海陸風は、日本の平野部のほとんどで見られます。
 したがって自分の居住地域から、最低100キロメートル以内の核施設や戦術目標(軍施設など)・戦略目標(首都など)の位置を確認します。そして核汚染源予想位置と自分の居住地域の地理的・気象的条件に応じた避難計画を作成します。


2.ヨウ素剤の使用の実際

a.ヨウ素剤の必要件

 呼吸や飲食で取り込まれた放射性物質によって、体内から被爆することを「内部被爆」と言います。原発事故により汚染された地域では、放射性同位元素の「ヨウ素131」による内部被爆の対策が重要です。体内に取り込まれた「ヨウ素131」は血液を循環し約80%が1~2日で尿中で排泄され、約20%が甲状腺ホルモンの原料としてのどの甲状腺に取り込まれます。
 この取り込みは日常の食事に含まれているヨウ素の量に大きく影響されます。平均的日本人の食事で甲状腺に取り込まれるヨウ素は15%くらいになります。ヨウ素を大量に含んだ食事(コンブなどの海藻を多量にとる)では数%になる場合もあります。この取り込率は年齢も大きく影響し、乳児期で約40%で小学生くらいから大人と同じ程度になります。

b.ヨウ素剤の使用

 ヨウ素剤は効果を高めるために、事故発生後できるだけ早く使用します。ヨウ素剤とはヨウ化カリウム50mgを1錠中に含んでいる錠剤です。具体的使用方法は以下のようになります。
 乳児は初回1錠をすり潰し、ミルクなどに混ぜて飲ませます。牛乳は牧草の汚染が牛の体内でさらに濃縮されており、母乳も母親の汚染を反映します。したがって授乳は缶入り粉ミルクに切り替えます。
1歳以上は初回2錠を水と共に使用します。その後24時間ごとに2錠使用します。使用期間は4~7日間を目安とします。
 副作用は非常に稀ですが、発熱・かゆみ・発疹などの副作用がでた場合は使用を中止します。ヨウ素剤が入手できない場合は、ヨウ化カリウムを正確に計量して、1日1gを越えない量を使用します。ヨウ化カリウムは大きな薬局などで手に入ります。

c.注意

 大事な事は、ヨウ素剤は甲状腺にヨウ素131が取り込まれるのを抑えますが、甲状腺に取り込まれたヨウ素を131を排泄するにはヨウ素剤だけでは効果が無いということです。



3.放射線障害の予防薬・治療薬

a.朝鮮人参の服用
 朝鮮人参を放射線に被爆する数日前から服用すると、放射線障害を強く押さえる効果があります。1日の用量はO.5~3.Ogで、用法は粉末で頓服するか煎じて使用します。
エキス製剤を使用してもかまいません。

b.グルタミンの服用
 アミノ酸の1種であるグルタミンを服用すると、腸の放射線障害をほぼ完璧に抑える事が出来ます。1日の用量は1.5~4.0gです。用法は1日数回に分けて、水に溶かし1時間以内に服用します。

c.体内に取り込まれたセシウム137の除去
 セシウム137は体内に取り込まれた後も、体内で循環します。そのため胃で吸着剤と結合させ体外に除去する事が可能です。
使用される吸着剤は、フェロシアン化鉄で一般にはPB(プルシアンブルー)として知られています。
 使用法は1g/1回で、3回/1日。水と共に服用し、3週間以上継続します。高度内部被爆者には10g/1日を8~10日間投与し、小児には3gを3日間投与した例もあります。副作用は特にありませんが、大量投与で便秘がみられます。


4.除染

a.除染の重要性
 放射性物質に汚染された身体から、汚染物質を取り除くことを「除染」と言います。放射性物質が身体や持ち物に付着している間、被爆は続きます。したがって除染はできるだけ早く行う必要があります。また除染前に雨に濡れるなどすると付着した放射性物質が溶解し、内部に沈着するので除染できなくなります。汚染されていない水でも濡れないよう注意します。具体的なやり方は以下のようになります。

b.衣服・所持品の除染
 汚染地域で着ていた衣服を取り替えます。上着や靴・靴下などは、降下してくるチリや歩く時に舞い上げたチリに強く汚染されます。必ず取り替え廃棄します。基本的に汚染地域で着ていた衣服・持ち物はできる限り廃棄します。廃棄できないものは、少なくとも「ヨウ素131」の半減期間の4倍以上(8日×4=32日)は、隔離保管して使用しないようにします。

c.体表の除染
 頭髪や皮膚の露出している部分は大量のぬるま湯で流水洗浄します。シャンプーや2~3%の中性洗剤を使いスポンジで軽く流し洗いを繰り返します。各部位を3分くらいは洗浄します。外傷があれば3%過酸化水素水(商品名オキシドール)で洗浄します。除染前に漏らした髪の毛などは除染しきれないので、剃髪して出来るだけ除去します。

d.体内腔の除染
 鼻腔洗浄(ネーティ)・胃洗浄(ガージャカラニー)・腸管洗浄(サンカプラクサーラクリヤ)なども必要に応じておこないます。


5.生活空間のシェルター化

 避難できない状況や、避難までする必要があるかどうか判断しかねる場合は、できる限りシェルター化した空間で過します。そしてシェルター外では標準防護服セットのような防塵装備を着装しできるだけ被爆を防ぎます。
 この生活空間のシェルター化は標準で2~4週間行います。これはこの2~4週間で半減期の短い放射性物質がある程度減少するからです。そしてその後は、半減期が数十年と長い放射性物質の対策が中心となるため、シェルターが実用的でなくなるからです。
 生活空間のシェルター化の実施項目は以下のようになります。

0.2~4週間分の水と食料は常に用意しておきます。

a.扉や窓を閉めます。閉めた窓は布ガムテープなどで目張りやコーキングガンでパテ埋めをします。出入り口の扉も上下の隙間から外気が流入しない様に、出来るだけ狭くします。核攻撃や放射能雲が直撃するようなコースに位置する場合は、鉄筋コンクリートの住居でなければ十分な気密性がありません。

b.エアコン・換気扇・郵便受け・換気口などの外気流入口を塞ぎます。そして目張りやパテ埋めなどをします。換気の必要が生じるので火は使いません。建物内の密閉度が高くなると、温度変化などにより外気との気圧差が生じ、わずかな隙間から外気を吸い込みます。したがって外気から微粒子を除けるフィルター(ヘパフィルターなど)を換気口に取付けることがベストです。

c.ありとあらゆる容器に飲用水を貯めます。ただし放射能雲が到達している可能性がある場合は水道水も汚染されていると考えます。したがって汚染源から近く、情報の入手が遅かった場合は備蓄していた水だけで過すか、ある程度の被爆覚悟でミネラルウォーターなどを買い出しに行くことになります。標準核防護服セットはこのような場合に必須となります。

d.家の中でも、窓や入り口から最も遠い部屋をシェルタールームとして、そこを中心に生活します。出入り口はシェルタールームから一番遠い所以外は、窓と同様に塞ぎ、出入り口は1ケ所にします。

e.空気清浄機を何台か買っておき、シェルターとした部局と玄関までの部屋に空気清浄機を置きます。

f.室内でも防塵マスクなどを着用し、できるだけ空気中の塵を吸い込まないようにします。


6.避難後・シェルター後の生活

a.出来るだけ外に出ないようにし、雨や風のある日は外出しないことを守ります。特に強度核汚染地域の風下になるような気象条件では、外出を避け決して雨に当たらないようにします。またマスク・帽子・手袋は必ず着用します。そして数回の着用の後は廃棄することを勧めます。

b.飲水や調理用の水は、水道水を出来るだけ使わないようにします。使う場合はRO浄水器やシーガルフォー浄水器を通したものを使います。可能であれば、飲水は核汚染前製造の備蓄水・ミネラルウォーター・各種飲料などにします。

c.食品を購入する時は日付や賞味期限を確認し、核汚染前の製造のものを選びます。また生産地も、強度核汚染地域から遠い産地のものを選びます。

2.放射性元素の種類

 アルファ線を放出する放射線元素には、ラジウム、ウラン、プルトニウムといった元素があり、人体への影響が強いことが分っています。これらの放射性元素が大量に存在しています。一般的に、これらの放射性元素は質量が大きく原発事故においても比較的飛散しにくいものですが、チェルノブイリ事故のように大事故では、かなりの遠方までこれらの微粒子が飛び散ったことが明らかになっています。
 ベータ線を放射する放射性元素は、多種類存在しますが、その中でも核燃料から生成する主要なもには、揮発性の高いものが多く存在します。クリプトン85やキセノン133といった放射性希ガス、ヨウ素131、テルル132、セシウム137、セシウム134などがあります。これらの元素は原発事故において、周囲に大量に放出される核汚染物質であり、揮発性が高いため広範囲に飛散します。ガイガーカウンターは、これらの元素を検出します。
 ガンマ線については、これを単独で放出する原子もありますが、多くの場合、アルファ線やベータ線を出す放射性元素から同時に放出されます。ガンマ線は光と同じ電磁波に属しますが、光と異なる点は、エネルギーが普通の光の10万~100万倍もあり、粒子に似た性質が強いことです。レントゲンに使われるⅩ線もがンマ線の一種ですが、エネルギーがガンマ線と比べて1/100近く弱い点が異なります。
 私たちがいつもさらされている放射線としては、環境放射線と言われるものがあります。これは、主に地中に存在する微量の放射性元素と宇宙から飛来してくるアルファ線が原因となっています。その他、医療分野では、診断や治療目的で各種の放射線が積極的に利用されています。
 チェルノブイリ原発と同程度の100万キロワットレベルの原発で利用される放射能の量は、広島型原爆の500~1500発分にも相当すると言われています。現在、日本には50~100万キロワットレベルの原発が、50基ほど存在していますから、すべてがフル稼動した場合、何万発分もの原爆をストックしていることになります。チェルノブイリ原発事故だけで、全他界の死者の総数は将来ガンによる死亡者を含めると70万人に達するという試算もあるほどです。


3.放射線傷害

 放射線の人体に与えるダメージの大きさは、アルファ線>ベータ線>ガンマ線の順になっていますが、これは、放射線が生体の細胞を作る原子と衝突する頻度や相互作用の大きさに依存しています。したがって、放射性元素の種類により程度の差はありますが、放射線にさらされる時間と放射線のエネルギーが大きくなるほど人体へのダメージは大きくなります。放射線防護の基本は、いかにして放射線被曝の時間を短くするか、いかにして危険なレベルの放射線を出す放射線源から迅速に離れるかということにあります。また、放射性物質の体内摂取は、たとえその照射量がわずかであっても、放射線による長期間の体内被曝を起こしますから極めて危険であり、最小限にする必要があります。
 人体が、高エネルギー量の放射線にさらされた場合、直後に火傷状の障害が生じ、しばらく経って、脱毛や出血班などの様々な傷害が発生します。また、細胞の中の遺伝子・染色体へのダメージも高頻度で起こります。このため、さらに時間が経過すると、細胞の増殖が停止して血液の細胞が作られなくなり悪性の貧血を起こしたり、免疫を司るリンパ球細胞が作られずに免疫不全症を起こしたりして、死亡する確率が高まります。
このように高度の放射線被曝の場合には、早期の致死(急性死)を免れても、長期におけるガンによる死亡率は、被爆量に応じて高いものになります。一方、軽度の放射線被曝では早期の傷害は軽微でも、高度の被曝の場合と同様に被曝量に応じて、発ガンの危険性にさらされることに変わりはありません。


4.ガイガーカウンターの用途

a.環境放射線の測定
 私たちの身の周りには、ごく微量ですが放射能が存在しています。その原因は、微量のウランやラドンなどの放射性元素が大地中に存在することと、宇宙の彼方から地球上に飛来してくる宇宙線(主にヘリウム原子核などからなるアルファ線)が大気中の酸素や窒素などの気体の原子核と衝突した結果、核反応が起こり、新たに陽子、中性子、π中間子、電子などの二次宇宙線が大気中で生成し、地上にも飛来してくることによります。これらの総和としての微量の放射線に私たちは常にさらされています。一定地域の環境放射線量は、通常は一定で、これをバックグラウンド値といいます。もし、この値が上昇するようなことがあれば、RI事故・原発事故・核兵器の使用等による核汚染の可能性を考え、早急な情報収集と対策を検討する必要があります。

b.食品の放射能測定
 チェルノブイリ原発事故以後、輸入食品中に、残留放射能が検出されて日本でも問題になりましたが、本ガイガーカウンターは、高感度の計数管を使用しているので食品中の微量の放射能でも測定が可能です。また、飲料水についても、0.2~1リットルほどを鍋で加熱して蒸発させ、底に残った物質をガイガーカウンターで測定することによって放射能汚染を検知することができます。

c.サーベイメーターとしての利用
 サーベイメーターとは、身体や衣服などの身近なものへの放射能汚染、床や道路上の同様の汚染状況を部分的にチェックするための測定器のことです。ガイガーカウンターは、このために最もよく利用される放射能測定器です。
具体的には、測定器の取っ手の反対側の側面に計数管が内蔵されていますから、その部分を体や地面等の目的物に近づけて汚染状況を測定します。




8.放射線測定の数値をどう解釈するか

 測定値がどの程度まで上がると、異常と判断すべきでしょうか。結論としては、普段から自分の居住地域の環境放射線を測定しておき、その他が徐々に、または急激に増加してきたら情報を収集し、核汚染対策を実施する必要があります。大事なことはいかに早く、原発事故等についての正確な情報をキャッチできるかということですから、日頃から測定値の動きに気をつけて、測定値の変化について安易に考えず、原因を追求してください。
 また一般人の許容線量限度(無害と言う意味ではない)は、1mSv/年(1年間あたり1ミリシーベルト)です。千葉県のある場所では環境放射線が、約10カウント/6秒なので、これは、約0.1μSv/hrであり、この線量を1年間浴び続けると、
 0.1×24(時間)×365(日)=876μSv/年=0.876mSv/年
となり限度範囲内です。計測値(カウント数)から線量当量率を算出するためには、以下の計数管の特性に関する関係式を用いました。1Svは、1/1000mSv(1000分の1ミリシーベルト)のことです。
    108カウント/6秒=1μGy/hr
            =1μSv/hr
 ある人が、1シーベルトの放射線に被曝すると(合計が1Svということであって、短期間に被曝しようとも長期間の合計が1Svであろうとも関係ない)、この人はこの被曝よって、40%の確率で将来ガン死する可能性を背負ったことになるといわれます。
すなわち、被曝者の5人に2人は将来において、ガン死するということです。この確率から、1mSvの自然放射線に毎年コンスタントに被曝し、これが25年間続くと、1000人に1人がこの被曝が原因で将来ガン死する可能性が出てきますし、短期間で大量の放射線に被曝した時の急性死亡者は短時間に大量の放射線に被曝した時に発生します。同じ線量でも、長期にわたって被曝したという場合は、急性障害の出ない場合もあります。そこで、実効的な被曝線量として、最初の7日間の線量に、引き続く23日間の線量の半分を加えた線量を短期線量と定義します。この短期線量を急性死を評価する時の目安にします。
     短期線量2.OSv以下の時 → 急性死亡率 0%
      〃  2.7Svの時   →   〃 10%
      〃  9.3Svの時   →   〃   99%


9.放射能(放射線)を表す単位について


 吸収線量(グレイ:Gy)と線量当量(シーベルト:Sv)は生体に与えるエネルギーの大きさ(作用の大きさ)を表します。Gyは、単に1kgあたりに与えられるエネルギーの量を表し、Svは吸収線量にさらに生体に与えるダメージを考慮に入れられた線量の単位です。一般に、線量当量(Sv)=生物学的効果係数×吸収線量(Gy)で表されます。例えば、ウランやプルトニウム等のアルファ線の様に生体に与えるダメージが大きい放射線では、1Gyは20Svに仰当します。β線やγ線ではこの関係が、Gy=Svとなります。照射線量として、レントゲン(R)という単位がありますが、これも同様なエネルギいを表す単位で、多くの場合、1R=0.0093Svと考えてよいでしょう。1Rとは、1Kgの空気に照射して、正および負の、それぞれ 0.258ミリクーロン(mC)のイオンを作る線量と定義されています。
 通常、これらの値はGy/hr,Sv/hr,R/hrなどのように単位時間当たりの量、すなわち線量率で表す場合が多いです。


関連記事
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。