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家政婦のミタさん。

 映像と便利さで占領されてしまって、私達の心は愛とか幸せを見つけ出す力が弱くなってしまったかもしれませんね。 
社会で語られている「幸せな人生・幸せな家族」というイメージがそのままの、勝ち組だった家族のお話。
しかし現実には、愛も幸せも自分の胸の中に感じるしかないものだから、現代社会にあっては「虚ろにしか感じられない愛」しか持てない人がほとんどではないかと妙に納得してしまいました。


 キイちゃんくらいの幼い三田さんが、みんなの笑顔を引き出そうとして笑顔を作り、必死の努力をしてどんどん美しく健気な賢い優しい娘へと生長したのに、それが思いもかけない結果を招くことになるのはよくある気がします。

 母親を悲しませたのは自分だと、己自身を責めて決して甘えることのできない娘。かたや、家族の愛を独占していた無邪気な弟。「お姉ちゃん!!」と呼んで慕ってくる可愛い弟は、家族のなかの唯一の居場所になっていたでしょう。義理の夫への愛から一層自分を可愛がる母のえこひいき。
そんな3人の中で育った弟にとって、父が姉に色目を使うようになったとき、自分を守ってくれていたはずの人々の絶望的な深い溝に気がついてどんなにか戸惑ったことでしょう。(阿須田家の子供達のように・・・)

大きくなってしまった感情に染まってしまうと、人はそれを隠しきれないし、相手はこう思っているんじゃないかと怒りとか愛とか憎しみなどを想像するだけで、もう相手の感情は簡単に感染してしまう
それまでとは異次元の世界に簡単に連れられて行ってしまうのです。
そして、のスイッチが入ってしまった弟は人としての全てのコントロールを失ってしまったのです。

 だから、家政婦のような仕事をする人にとっては、これは仕事なんだ、命令なんだ、間違って愛を持たないでくれ~~!仕事をさせてくれ~~!と三田さんでなくても願います。(正しい人間ならば・・・)
泣き笑いしながら観てるうちに、わたしも三田さんみたいに家事がちゃんとやれる人になりたい!!と、思わず三田さんに憧れてしまいました。

どうしてもどうしても三田さんを好きになって死んでしまう弟の辛さ悲しさを思いました。

三田さんが、「一生笑うな」と実母にもお姑さんにも約束させられたといっているのは、そういう説明が必要だったから、そう言っていると、(ドラマとはすこし違った)判断をする。
「あまりにも人を惹きつける笑顔の持ち主は時に罪作りになるということを知りなさい。」とお母さんは言っているだけなのです。

「後ろに立たないで下さい」というセリフ。三田さんの行動に慌てふためく家族のオロオロぶり。お父さんを蹴落として出世を選んだライバルの結婚式の結末。いつもいつも何かしら可笑しくて笑ってしまうのですが、笑いながら心に深く刺さってくるのは、一人一人の「魂の真実の姿」が優しさ純粋さを秘めているからなのでしょう。




 私の父そっくりな、うららちゃんのお父さん。私自身にそっくりなうららさん。なんか私のよく知っている人のような隣のオバサン。
子供達やお祖父さん。

そして三田さん。
最後に溢れるような慈愛深い眼差しで一人一人思いを込めて見つめていく松島さんの目の色。
毎回意表をつく展開のなかで、バラバラだった家族が素敵に変化して一つになっていくのですが、
なんて素敵な人たち!!
見ているこちらまで、幸せを感じてしまいました。

こんな辛い年の締めくくりに、素敵な作品を作って見せて下さった皆様。
本当にありがとうございます。
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